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シミができる仕組み

女性の美容面の悩みであるシミはどうしてできるのでしょう?今から70年以上前、化粧品に合成界面活性剤が入れられていなかった時代には、シミができるのは50歳以上、60歳前後からと言われていたそうです。それが現在では30歳から、早い人では20代くらいでシミを悩みにしています。

 

ところで、シミには「内因性」と「外因性」の2つの状態からくる原因があります。ご存じのように、シミはメラニン色素と切っても切れない関係です。肌が紫外線を浴びると、その紫外線による影響を抑えようとしてメラニン色素が沈着します。いわゆる日焼けですね。健康な肌なら、表皮母細胞で次々と作られる角質とともに、やがてはがれ落ちて皮膚に残ることはありません。

 

しかし、加齢や病気、寝不足や偏食などが続いて皮脂分泌が衰えてくると、皮膚自体が弱るため、表皮母細胞も衰えてきます。そこに紫外線が当たると、表皮母細胞はますます弱くなり、次の細胞を生めなくなります。つまり、表皮の入れ替わりが鈍り、部分的に新しい角質がなかなか上がってこなくなるのです。

 

そうなると、古い表皮が残ります。新しく入れ替わっていない部分は弱いため、肌は補強しようとするのです。そこに出てくるのが「メラニン色素」で、崩れかけた壁に上からセメントを塗り込んで支えるみたいに、そうやって古くて頼りない表皮の部分を固めているのです。それはアカとなってはがれ落ちることはなく、外から見ると「シミ」となるのです。

 

これが「内因性」のシミです。内因性は、たとえば病気とか偏食とか寝不足などのシミの原因がなくなれば、ちゃんと治ります。加齢でシミができるのは、言ってみれば仕方のないことです。防ごうとすれば年を取らないようにしないといけなくなります(^^;) 問題はもう1つの「外因性」のシミの方なのです。

「外因性」のシミ

 

内因性より外因性のシミの方が問題だと言いました。内因性はいわば体の不調などからくるものなので防ごうと思えば防げますし、時間はかかってもちゃんと治すこともできます。加齢のシミでも、栄養状態が良くなるとシミが消えることもあるようですし。

 

外因性が問題なのは、その原因のせいです。はっきり言うと、合成界面活性剤入りの化粧品のせいなのです。皮脂を奪い、バリアゾーンを壊して角質層を弱め、さらに使い続けるとその奥の顆粒層まで弱らせ、衰えさせます。壊れたバリアゾーンは、合成界面活性剤とともに化粧品に含まれるいろんな成分の侵入を許してしまいます。

 

そうすると、角質層の大本である表皮母細胞も、入ってきた異物にやっつけられてダメージを受けます。来なくていいものがやってきて我が物顔で肌の内部に居座り、表皮母細胞を痛めつけるのです。痛めつけられて弱り、不健康になった肌の母細胞は新しく角質になる細胞を生み出す力も衰えてしまいます。

 

そうなると、あとは内因性のシミと同じで皮膚の新陳代謝が滞り、古い表皮が肌に残ります。残った古い表皮はいつ崩れるか分からないので、メラニン色素というセメントで落ちないように固めます。これであっという間にシミの出来上がりです。

 

ちなみに、シミは生体の防御反応の結果で、シミを作ることで異物によるダメージを防ごうとしているのです。シミを治したいなら、合成界面活性剤入りの化粧品を使うことをすぐにやめて、肌の回復を気長に待つしかありません。安全な化粧品を使えるくらいに肌が健康になったら、正しいシミ対策でシミを治しましょう♪間違っても、「すぐにシミが消える!」などという化粧品に飛びつかないでくださいね(^^;)

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