乾燥肌対策ナビ 〜肌に安全な化粧品

顔料とは

顔料とは、不透明な色素でほとんどは白や赤、黄や黒です。酸化鉄などの金属のサビや石などからできています。そこに天然の色素が加わって昔のようなおしろいができたのでしょう。顔料と色素でできたものが戦前のおしろいでした。

 

顔料が不透明なのは素肌を覆って隠すためです。100年ほど前、この顔料と天然色素をバニシングクリームに混ぜてできたものが世界最初のファンデーションです。昔のおしろいは、そのまま顔料の粉末でした。世界最初のファンデーションで素肌をかくし、その上にこのおしろいをはたいて固めていました。

 

しかし、非常に粉っぽく、油を吸って肌を荒らす欠点がありました。ですが、下地にしっかりと脂で膜を作れば、その欠点も補えたのです。現代の化粧品業界はもう顔料は使わないで、「レーキ類」という化合物を素肌を隠す現代の顔料として使っているそうです。

 

レーキ類

 

「レーキ類」という化合物があります。これは、タール色素をアルミニウムやバリウムなどの金属と化合させて作ったもので、この化合物は不透明なのでこれによって肌を遮り、素肌を隠すファンデーションの顔料として使われています。タール色素から作られたものなので毒性があります。

 

最近のファンデーションはこれを材料としていることが多いらしく、肌にとっては危険なものなので避けられれば避けるほうがいいのですが……。しかし、「レーキ類」で辞書には載っておらず、表示成分名も分からないので調べようがないのです。

 

ただ、これを原料に使うには、色素の安定のために合成界面活性剤が必要なので、レーキ類を避けるには、合成界面活性剤の使われていないファンデーションを選ぶか、毒性の弱いものを使っていて割れやすいものなら大丈夫でしょう。

 

保湿剤

 

保湿剤とは、肌に水分を与えて乾燥を防ぐためのもののことです。代表的なものに「グリセリン」と「ヒアルロン酸」がありますね。有名すぎるほど有名ですが。これらは皮膚の表面で水分を保持したり、もともと皮膚の中に持っているものなので安全な保湿剤です。

 

他に安全なものは「ポリアスパラギン酸ナトリウム」や「トレハロース」・「BG(1,3-ブチレングリコール)」・「硫酸Ba(硫酸バリウム)」などがあります。危険な保湿剤は言うまでもなく、合成界面活性剤全般ですね。説明の必要はないほど周知の事実です。

顔料とは関連ページ

全成分表示の読み方
全成分表示の読み方について解説しています。
界面活性剤(1)
洗浄剤や乳化剤である界面活性剤について解説しています。
界面活性剤(2)
危険な合成界面活性剤の成分名をいくつか挙げています。
防腐剤、防かび剤、酸化防止剤
防腐剤、防かび剤、酸化防止剤について解説しています。
タール色素
タール色素の毒性と、見分け方について解説しています。
香料を使う理由
香料を使う理由について解説しています。
シリコン
化粧品に含まれる「シリコン」について解説しています。
紫外線散乱剤のこと
紫外線散乱剤のことについて解説しています。